AppleのiBooksで本を販売することになり、色々つまづいたことが多かったので覚書。
以下、本の申請までの流れ
iBooks 販売用にiTunes Connectのアカウントを取る
↓Apple公式サイトで、アカウントを作ります。
iTunes - iTunesをパートナーに - コンテンツを販売する - 本を販売する - Apple(日本)
Epub3で本のデータを作る
いろいろなサイトのEpub3ファイルを見て、見よう見まねで作りました。
↓Epub3のファイル構成はこちらを参考にしました。
【参考】https://epubcafe.googlecode.com/svn/trunk/tutorial/OEBPS/Text/Chapter020201.xhtml
固定レイアウトの本をiBooksで販売する時は、以下のファイルが必要になるそうです。
com.apple.ibooks.display-options.xml
【参考】【EPUB】固定レイアウトEpubを作ってみた « こざくらラボ
Macの「iTunes Producer 」アプリを使って作った本のデータをアップロードする
ここが一番時間かかりました。
↓最初にiTunes Producer のアプリを使って、ローカルに[本の名前].itmspのファイルを保存するのですが、この時のファイル名が日本語だと、アップロードできませんでした。
↓本のサムネイルを設定する時は、指定のサイズで作らないといけません。
↓本に画像を使用している場合、opfファイルの中のmanifestの中に画像ファイルを設定しないといけません。
↓画像ファイルなどのパスをタグの中に書く時は、タグをスラッシュで終わらせないといけません。
例:<item media-type="image/jpeg" id="contents001" href="images/contents001.jpg" /> ←コレ!
などなど、細いところでいろいろひっかかりました。
本のデータをAppleの人に審査してもらう
本のデータをうまくアップロードできたら、Appleの人に審査してもらいます。
なんらかの理由で審査が通らなかった場合は、iTunes Connect の「チケット」という形で、その理由が日本語で書かれてきます。
iPhoneアプリの時は英語でわかりにくいのに、iBooksはなんて日本人に優しいんだ。というか日本人のスタッフさんが対応してくれているそうです。
審査がOKならめでたくリリース
審査開始からリリースまでが凄く早かったです。
iPhoneアプリの審査には長くて2週間くらいかかる時があるのに、iBooksは夜に申請して次の日の朝には審査が通り6時間くらいでリリースできました。